なぜ太ってしまうのか。
簡単に言えば、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ることで残ったカロリーが脂肪として蓄積されていくからです。
カロリーを気にしているけど痩せないという人も、実は思っているよりもカロリーを摂取しているかもしれません。
目次
太りにくくするために意識すべきことは?

太りにくくするために特に意識すべきことは
- 適切なカロリーコントロール
- たんぱく質をしっかりとること
- ビタミン、ミネラルの摂取
- 食べる順番
- 飲みものにも注意
適切なカロリーコントロール
体重は、消費カロリーと摂取カロリーのバランスによって増えたり減ったりします。
毎日運動するのが難しかったり、運動だけではどうしようもない場合は食事のカロリーコントロールも行うようにしましょう。
カロリーを正しくコントロールすることができれば、ストレスなく太りにくい体を作ることができます。

たんぱく質をしっかりとること
たんぱく質はアミノ酸から構成されます。そのアミノ酸は食べたものをエネルギーに変えるときに必ず必要になります。
たんぱく質が不足すると食べたものをエネルギーに変えることができず、脂肪として蓄積してしまいます。
たんぱく質を豊富にとることで、食べたものをエネルギーに変えやすくなり、カロリーを消費することができます。
ビタミン、ミネラルの摂取
ビタミン、ミネラルもたんぱく質と同様に食べたものをエネルギーに変える働きを担っているため、積極的に摂取したい栄養素です。
ビタミン、ミネラルが不足すると代謝がスムーズに回らなくなり、脂肪が蓄積してしまいます。
野菜や果物などに豊富に含まれているため、不足しないように日頃から摂取しましょう。

食べる順番
食べる順番を意識して食事をとっている人は意外に少ないですが、食べる順番を意識することで、血糖値の上昇するスピードを緩やかにすることができ、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。
食べる順番としては

野菜類→肉や魚などの主菜→ごはんというような順番で食べると、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
さらに食物繊維が多く含まれている食品を先に食べることも血糖値の上昇を緩やかにすることができるため、野菜の他に納豆、こんにゃく、きのこを先に食べることもおすすめです。

飲みものにも注意
特に注意したいのがお酒の飲みすぎです。
お酒は水のように飲めてしまいますが、お酒は飲みすぎるとエネルギーを過剰に摂取してしまうことになります。
さらにアルコールも含まれているため、肝機能が低下してしまう恐れがあります。
肝臓は糖質、たんぱく質、脂質などの代謝に深くかかわっているため、肝機能が低下するとそれらの代謝が悪くなってしまいます。
飲み物は、水やお茶なども良いですが、お腹の膨れやすい炭酸水を飲んで空腹をしのぐというのも食欲を抑える工夫になります。
太りにくくする食事を学ぼう

生きていくために食べることは必要不可欠です。
生きていくためには食事をとらないわけにはいきません。
なので、太りにくくするには「太りにくい食事方法」を学ぶ必要があります。
21時以降はなるべく食べない
太らないようにするには21時以降はなるべく食事をとらないようにしましょう。
ですが、仕事上21時以降に食事をとらなければいけない人は困りますよね。
そこで管理栄養士の鶴田麻里子先生によると、21時以降に食べても太らないルールがあるそうです。
21時以降に食べても太らないルール
- 冷たい食事ではなく、火を通した温かい食べ物を食べる
- 海藻や貝類が入った食事で新陳代謝アップを促す
- 夜型タイプの人ほどたんぱく質を積極的に摂取する
- 揚げ物ならカキフライかエビフライにする
- ガッツリ食べたいなら、エビチリかロールキャベツ
これらを意識すれば、夜遅くに食事をとる人でも今までよりも太らない食事をとることができます。

まとめ
なぜ太ったのか自己分析しましょう。
様々な対策をしても太ってしまうことはよくあります。
なので、そのようなときにも対応できるように日頃からなぜ太ってしまったのかを分析しておきましょう。
日頃から食事の自己分析をしていると、太ってしまうのが食事以外にあるということを見つけられることもあります。
まずは1週間に1回ほど、食事メニューを見直すところから始め、太りにくい体質を作っていきましょう。
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