筋トレをしていると筋肉痛になる時とならない時があるけど、筋肉痛にならないってことは筋トレの量が足りないのかな?
と疑問に思ったことはありませんか?
正しい筋トレの知識を付けて、効率的な筋肉増強を図りましょう。
誤解と偏見が多い筋肉痛と筋肉増加の関係について解説していきます。
筋肉痛になるのは筋肉が成長している証拠?

筋トレをしたことある人なら誰でも経験したことのある筋肉痛。長期的に筋トレを行っていると徐々に筋肉が鍛えられ、同じメニューを行っても筋肉痛にならなくなって、効果があるのか不安になることもありますよね。
では、筋肉痛が起きなかった時には筋トレの効果が出ないのか詳しく解説していきます!
筋肉痛したから筋肉肥大するわけではない

筋肉痛にならないと効果がないと勘違いする方も多いです。ですが、人の体は筋肉痛にならなくてもしっかりと筋肉が付くようにできています。
もちろん、筋肉痛というのは、運動や筋トレを行った時に筋肉が損傷を受けて起きる痛みであるため、筋肉の成長のためには誰もが必ず通る現象です。
ですが、筋トレを行う中で意識しないといけないことは、筋肉痛になるということではなく、トレーニングをして金繊維に刺激を与えるということです。
筋肉痛になる原因はなに?
筋肉痛になるのは今までは、疲労により蓄積された乳酸が原因だというように言われていました。
しかし、血液中の乳酸の量というのは、運動をした後もずっと残っているわけではく、すぐに低下していくことがわかっています。
これは、今まで常識として知られていた筋肉痛を引き起こす原因とはならない可能性というのが出てきたわけです。
そこで仮説として出てきたのは、筋繊維の損傷を回復する超回復の際の炎症が原因ではないのかという説が出てきました。

この筋繊維が傷つきやすい運動は、筋肉を縮ませる動きより伸ばす動きとなります。
筋トレで腕や足を伸ばす時に、筋肉の繊維に大きな負荷がかかり傷が付きます。
その傷を治そうとする時に、炎症によりセロトニンという痛みの原因物質が発生し、
筋繊維を包む筋膜に痛み物質が刺激を与えることで筋肉痛になると言われています。
筋肉痛はあくまで目安
とにかく筋肉痛にならなくても、間違いなく筋肉は成長しています。もちろん、筋肉痛が起こるこということは鍛えられてない筋肉がわかるということです。
鍛えるべき筋肉が分かることは筋トレを行うにあたり重要なことです。
ですが、最も重要なことは、筋肉にしっかりと負荷をかけトレーニングするということに意識を集中させることであります。
慣れてきたメニューをこなすだけということにならず、少しずつ負荷を増やしていくことです。
負荷をかけることによって、筋肉は増量していきます。
くれぐれも筋肉痛ということに意識を取られすぎないようにしていきましょう。
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