納豆は独特な匂いとネバネバ感から嫌悪感を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、日本人にとって馴染みの深い納豆は値段も手頃であり、種類も豊富に揃っていて、納豆が大好きという方の多いと思います。
私の3歳の息子も納豆が大好きで、「納豆食べる!」と自ら冷蔵庫に取りに行き、脚立を使って食卓に持ってくるくらい大好きです。しかも2パック(笑)
健康にいいとは思いながらも、さすがに3パック目は止めてしまいますが・・・。
納豆は昔から美容健康に良いとされており、特に特筆すべきは美容効果よりもダイエット効果が高いということです。
ダイエットを目指されている方には、できれば1日1パック、毎日の食事にプラスすることをおすすめします。
目次
納豆を取り入れる効果

納豆にはたんぱく源として優秀であるということは、多くの方に知られているかと思いますが、
それだけではなく、どうしても不足しがちにあってしまう食物繊維であったり、カルシウムなども摂取することができるため、ダイエットには欠かせない便秘を解消する働きがあります。
また、血液の流れを整えてくれたり、脳梗塞や骨粗鬆症の予防まで多岐にわたって効果を発揮してくれます。
納豆に含まれている食物繊維や大豆イソフラボンには、コレステロール値や中性脂肪まで下げてくれる効果もあります。
アディネポネクチンが脂肪燃焼を促進
納豆でダイエット効果を促進してくれるのが、脂肪燃焼効果です。
脂肪燃焼を高めてくれるので、気になる脂肪を燃やして痩せる効果を期待できます。
この脂肪燃焼を促進してくれるのが、アディネポネクチンという聞きなれない物質を生成してくれるおかげなんです。
アディネポネクチンとはアディネポサイトカインという内臓細胞から分泌されるホルモンですので、元々体の中でも生成され分泌されています。
しかし、脂肪が多い肥満状態になっているとアディネポネクチンの分泌量が減少してしまいます。
そこで、納豆を食べてアディネポネクチンを摂取することにより、脂肪燃焼効果を高めることができるのです。
大豆サポニンで脂肪吸収をブロック
これまた聞きなれない物質ですが、大豆サポニンが肥満を予防する効果を持っています。
大豆サポニンには、脂肪を吸収するのを抑制してくれる働き、脂肪の分解を促してくれる働きがあります。
余分な脂肪を吸収されないようにしてくれるので、今付いている脂肪を燃焼する効果が期待できます。
ナットウキナーゼで血液サラサラ
納豆のダイエット効果で象徴的な存在である有効成分として、ナットウキナーゼがあります。
ナットウキナーゼはネバネバの中に含まれており、強力な血栓溶解作用で血液をサラサラにしてくれる効果があります。
血流が促進されることにより、体温が上昇、体温が上がると代謝も高まっていきます。
およそ1度の体温の上昇で基礎代謝は12%も上昇するといわれています。
基礎代謝というのは、日常生活で何もしていなくてもカロリーを消費してくれます。
今までと同じ生活をしていても、基礎代謝が上がった分だけ痩せやすくなるので、ダイエットで痩せた後にもリバウンドのリスクを軽減してくれます。
基礎代謝について詳しくはこちらもご覧ください↓
『筋トレダイエット』に効果的な運動!基礎代謝を上げて魅力的なスタイルへ!
ビタミンK2がカルシウムの吸収を助ける
納豆にはビタミンK2が含まれており、このビタミンK2がカルシウムの吸収を促進してくれます。
カルシウムには脂肪が吸収されるのを邪魔する働きがあります。
ビタミンK2によってカルシウムの吸収が高まり、それに合わせて脂肪の吸収をされにくくしてくれるので、太りにくくなりダイエットに効果があります。
リノール酸が悪玉コレステロール値を下げる
納豆にはリノール酸が豊富に含まれており、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
必須脂肪酸であるリノール酸には、悪玉コレステロールを下げてくれる効果が期待できます。
血中コレステロール値が高いと、動脈硬化や心臓病など様々な病気の引き金になりますので、この数値が高い方は積極的に摂取したい成分です。
納豆には、嫌いな人も食べたくなるようなすごいパワーがたくさん詰まっていますよね。
また、大豆は発酵することにより、消化性が格段に上がり、驚くことにタンパク質の消化吸収率は9割以上に上がるということです。
さらに、大豆で食べるよりもビタミンやミネラルも増加します。
納豆の効果的な食べ方・タイミング

納豆の栄養素の中ではビタミンCが不足してしまっているので、納豆と合わせてビタミンCを多く含んでいるトマトを一緒に食べることで、理想的な栄養価になります。
納豆に細かく切ったトマトを混ぜると、意外においしく食べることができます。

ただ、納豆もトマトも苦手という方はキムチと混ぜてはどうでしょう?
納豆とキムチを混ぜたものを常温で一晩置いておくと、乳酸菌が増加して免疫力や抗酸化作用もアップします。
また、キムチに入っている唐辛子のカプサイシン効果で基礎代謝も上がります。
それもダメなら・・・レモンを食べましょうか。
毎日、納豆を食べるのに飽きてしまわないように、いろいろな食材でアレンジしてみると楽しみながら継続できそうですよね。
ただし、納豆を炒めると・・・強烈に臭いです。
食べるのは食前がオススメ!
意外に思われるかもしれませんが、納豆を食べるのは食前がおすすめです。
空腹状態のお腹は糖を吸収しやすい状態になっています。
ですので、普通に食事をしてしまうとインシュリンの分泌が過剰になってしまいます。
しかし、食前に納豆を食べておくことで、党の吸収がゆるやかになり、インシュリンの過剰分泌を抑制してくれ、食べても太りにくい体になるわけです。
まとめ
納豆にはダイエットの味方となる成分が豊富に含まれています。
しかし、いくらダイエットに効果的な食品とはいえ、ノンカロリーではありません。
食べ過ぎてしまえば太ってしまいます。
また、納豆だけでは直接的に脂肪を燃焼してくれる働きはありませんので、納豆だけを食べるダイエットというのは体を壊す可能性が高く、その後にはリバウンドが待っています。
あくまでも、毎日の食生活を手助けしてくれる存在として認識し、ダイエットに強力な納豆パワーを取り入れていきましょう。
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