【寝る子は育つ】の意味を知っていますか?
意味は【よく眠る子は、健康な証拠であり、丈夫に育っていくということ。】
私は子どもを産む前までは、子どもって、早い時間にすんなり寝てくれるものだとばかり思っていました^^;
しかし、実際に寝かしつけしてみると、まあ〜なんとなかなか寝ないこと!!!
新生児の頃なんか立って抱っこの寝かしつけで最低30分・・・
やっと寝た\(^ω^)/と思い布団に寝せると5分もしないうちに起きちゃう・・・
この子はいつ寝てるの〜ヽ(;▽;)ノ
ってぐらいなかなか寝つけない子でした。
今回は子どもの睡眠について書いてみました。
目次
睡眠の大切さ
一昔前の子どもは、日中に遊びまわり夕食とお風呂が終われば、重たいまぶたをこすりながらあくびをして布団に入り寝る。っていう子が一般的でした。
しかし、最近では眠くても眠れない、寝るべき時間に眠らない子が増加しているそうです。
今の子どもたちの4〜5人に1人は、睡眠障害などなんらかの睡眠問題を抱えている子がいるそうです。
睡眠不足は、肥満や生活習慣病、うつ病などの発生率を高めたり、症状を悪化させる危険性があります。
特に子どもの睡眠は心と体の健全な発達のためには、最も重要です。
年齢別に睡眠時間を知っていることも大事です。
(1)新生児期
睡眠時間は、16時間〜20時間です。
睡眠パターンは1時間〜2時間起きて、2時間〜4時間寝てを繰り返します。
(2)乳児期【3ヶ月頃】
睡眠時間は、14時間〜15時間です。
3〜4時間続けて眠るようになります。
(3)乳児期【6ヶ月頃】
睡眠時間は、13時間〜14時間です。
6時間〜8時間続けて眠るようになり、昼夜の区別がわかるようになってきます。
2時間〜4時間のお昼寝を1回〜2回します。
(4)乳幼児期【1歳〜3歳】
睡眠時間は、11時間〜12時間です。
この頃から、ほとんどの睡眠時間を夜まとまってとるようになります。
お昼寝は、1.5時間〜3.5時間を1回する程度になります。
(5)幼児期【3歳〜6歳】
睡眠時間は、10時間〜11時間です。
お昼寝はほとんどしなくなり、5歳頃にはしなくなります。
(6)学童期【6歳〜12歳】
睡眠時間は、8時間〜10時間ですが、学校に通いだすようになり平日と休日の睡眠時間の差が徐々にひらいてくる時期でもあります。
ちなみに、思春期【12歳〜】になると、睡眠時間は7時間程となります。
睡眠時間の乱れが目立つ時期でもあります。
子どもの睡眠障害

睡眠時間が乱れると、睡眠障害を引き起こします。
子どもの睡眠障害は、大人の睡眠障害と似たようなものもありますが、異なる特徴をもつものもあります。
ここで、いくつかの睡眠障害を紹介します。
(1)不眠症
夜間に眠れない状態を生じることをいいます。
布団に入るのを嫌がったり、布団に入っても寝付かない状態の子は、約1〜3割の乳幼児にみられるそうです。
(2)睡眠時遊行症【夢遊病】
眠っていると突然起き上がって歩いたり、声を出したりします。
(3)夜驚症
眠っていると突然目覚めて怖がり、大声をあげたり泣いたりします。
夜泣きとの違いは、夜驚症は声をかけても反応しません。
そして、翌朝聞いても本人は覚えていないんです!
(4)ストレスレッグス症候群【ムズムズ脚症候群】
寝る前や夜間に脚が不快でじっとしていることができない状態です。
特徴としては、夕方や夜に症状が出るのが多いみたいです。
脚を毛布に擦り付けたり、じっとしていないような状態でしたら、脚がどんな状態なのか問いかけてみると良いです。
子どもは症状があっても、それが当たり前と思って訴えてきません。
もしくは、言葉で十分に伝えることができません。
そのため、少しでもおかしいと思ったら大人が注意深く観察することが大切です。
試す価値ありの寝かしつけ方法

ご飯も食べて、お風呂も入り、歯磨きもした!あとは寝るだけだー\(^ω^)/♬
「さあ!寝るよー!おやすみなさい〜」の一言ですんなり寝てくれるならいいですよね・・・
しかし、寝かしつけってそんなに甘くありませんよねヽ(;▽;)ノ
いざ布団に入り寝かしつけようとすると、何やらもぞもぞ(笑)
うちの子の場合、小声で歌を歌ったり、一緒に寝るおもちゃと一人二役の会話をしたり(笑)
それが数分なら私も黙っていますが、30分とか1時間とか…(O_O)
もう、寝かしつけを諦めたくなります(;_;)
そこで、数ある寝かしつけ方法の中から私が試して実際に効果があった方法を教えます☆
①すーすーねんね
この方法は、NHKの「すくすく子育て」でという番組で紹介されました!
子どもの呼吸に合わせて耳元で「すーすー」とささやいていると、子どもがゆっくり寝落ちしてくれるというものです。
また、子どもの隣に親が添い寝して、寝たふりをしながら「すーすー」と寝息をたてるのも効果がありますよ\( ˆoˆ )/
しかし、寝たふりしていると親の方が確実に眠くなっちゃいますよね(笑)
②耳を触る
耳にはよく眠れるツボがいくつかあるそうです。
なかでも、【神門(しんもん)】というツボは、自律神経を整えたり精神を安定させる効果があり、不眠にも効果があるそうです。
ツボを刺激しないでも、コメカミから耳にそって頭を撫でたり、耳を撫でるだけでも効果はあります。
息子も耳を触ると気持ちが良いのか、いつもよりも少し早く寝つきます!
③魔法の絵本?!
「子どもが必ず寝つく魔法の絵本がある」
みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
【おやすみロジャー】という絵本です。
世界中のパパ・ママから大絶賛され、各国で大ベストセラーを記録しています!!
その理由は、この絵本が世界で初めての【魔法のぐっすり絵本】と呼ばれるほど、寝かしつけにぴったりで、子どもがすぐに寝てしまうからだと言われています。
この絵本は、2010年にスウェーデン在住の行動科学者の方が自費出版で発行し、その直後からたちまち評判になり、口コミで広がっていきました。
2015年に日本に上陸すると、ユッキーナこと木下優樹菜さんなどの推薦もあり、一気に人気になりました!
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④1日まとめ
どうゆうこと?と思いますが、これはとっても簡単です☆
子どものその日1日の出来事を物語にして、お話するだけです!
例えば、「今日〇〇は○時に起きました。朝ごはんをいっぱい食べて、公園に遊びに行きました。」と、こんな風に朝起きた時の事からお話していきます。
そして、最後に「今日も楽しかったね!明日も楽しい1日になりますように♡おやすみ。」という風に締めくくります。
ここでのポイントは、必ず子どもの名前を入れることです。
自分だけの物語と認識して、耳を傾けてくれます。
それと、あまり感情を込めずにあくまでも淡々と話していくことです。
感情を込めすぎると、子どもも楽しくなってきて興奮してしまい逆効果です。
あまり長くならないように、5分程度にまとめると良いです。
まとめ
人生の約3分の1は睡眠と言われています。
睡眠は生物の機能を維持するうえで重要な機能です。
特に子どもにとっては睡眠は心身の健全な発達には重要です。
睡眠はあまりにも身近にあるため、考える機会が意外と少ないのかもしれません。
まずは夕寝をさせない!とか、思いっきり体を使った遊びをさせる!とか、簡単なことから始めていくと良いと思います。
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