夏になるとノースリーブを着たいと思う一方で、二の腕が気になってしまって仕方がないという方も多いのではないでしょうか?
ほとんどの方が二の腕の太さに大なり小なりのコンプレックスを抱いているものです。
ただ、なぜ二の腕は太くなってしまうのでしょうか?
ここでは、二の腕が太くなってしまう原因と太くなってしまった二の腕を解消するための簡単エクササイズをご紹介していきたいと思います。
二の腕が太くなる原因
二の腕が太くなる原因というのは、実はひとつではありません。
いくつかの原因が考えられますし、複数の原因が絡み合っていることもあります。
【脂肪の蓄積】
まず挙げられるのが脂肪の蓄積です。
例えば、全体的にボリュームのある肉付きの方であればやはり二の腕にもそれなりの脂肪がついてしまいます。
体にボリュームがあるのに、二の腕だけほっそりということはほとんどありません。
それでなくとも、もともと二の腕というのは脂肪がつきやすいのです。
食べすぎや運動不足で二の腕を含めて太り気味という方は、生活習慣の改善をおこなっていきましょう。
脂肪がセルライトになってしまうともっと落としにくくなりますので、脂肪のうちに対処することが大切です。
【姿勢の悪化】
自覚のある方も多いでしょうが、現代人は姿勢の悪い方が多いです。
自分ではそんなつもりはないのに気づいたら猫背気味になっているという方も少なくはないでしょう。
姿勢と二の腕の太さというのはあまり関係がないように思えるかもしれませんが、実は大いに関係してきます。
姿勢が悪いと、二の腕周辺のリンパが圧迫されるようになります。
圧迫されれば、当然のごとく、リンパの流れが悪くなりますので二の腕がむくみやすくなるのです。
代謝も悪くなりますので、脂肪もつきやすくなります。
姿勢が悪いというだけでも、思っている以上の悪影響を受けてしまいます。
姿勢というのはほとんど癖に近いものですので、改善するのは難しいでしょう。
ただ、逆に言えば正しい姿勢を癖にしてしまえば二の腕がむくむことも、余計な脂肪がつくこともなくなります。
姿勢の悪さを少しでも自覚しているのであれば、今すぐにでも正しい姿勢を意識していきましょう。
【筋肉のたるみ】
二の腕の筋肉というのは、普段あまり使わないかと思います。
使わない筋肉というのは、やはりたるんでくるものです。
もともと二の腕に筋肉がついていたという方が今振袖のようなプルプルの状態になっているのであれば、筋肉のたるみである可能性が高いです。
筋肉のたるみで二の腕が太くなっているのであれば、筋肉をつければ以前のような引き締まった二の腕を取り戻すことができるでしょう。
ただ、一度たるんでしまった筋肉を鍛え直すのは大変です。
頑張っていきましょう。
太い二の腕を解消する簡単エクササイズ
二の腕が太いとそれだけで余計に太って見えてしまいます。
逆に言えば、二の腕をほっそりと引き締めることができれば全体的な印象も大きく変わってくるのです。
二の腕が気になっているのであれば、簡単なエクササイズを続けていきましょう。
【マシンなしでもOKなバタフライ】
ジムにはさまざまなマシンが置いてありますが、その中でもバタフライマシンと呼ばれるものを二の腕のために使っている方は少なくありません。
ただ、マシンがなくともこれと同じような動きを再現するだけで二の腕のエクササイズになります。
まず、力こぶを作るようなポーズをしてみましょう。
二の腕を床に対して水平にして、肘を直角に曲げます。
そのままゆっくりと両肘を胸の前に持ってきて、両方の肘から手をぴったりとくっつけます。
くっつけた状態のまま、それを垂直に上げていきます。
これをしばらくキープして、ゆっくりと戻していきます。
これを何度か繰り返していくだけで、筋肉痛になるくらい二の腕を刺激することができます。
【背中での合掌】
もっと簡単なのが背中での合掌です。
姿勢を正して椅子に座り、両手を背中側で合わせます。
合掌した手をそのままキープして、ゆっくりと手を下げていきます。
ただ合掌するのではなく、肩甲骨を寄せるようなイメージでおこなうとよりいっそう効果が期待できます。
もちろん、立った状態でもできますので、こまめにおこなっていきましょう。
二の腕のエクササイズとしてだけではなく、二の腕周辺の筋肉をほぐすことにもつながってくるかと思います。
まとめ
これから暑くなってくると、どうしても肌の露出が多くなっていきます。
その時に、急いで二の腕の脂肪を取ろうと思っても、なかなか大変なものです。
今から習慣的にエクササイズを行って、引き締まった二の腕を手に入れましょう。
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